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  • 新築住宅関連情報

シーリングファンの効果は?デメリットもある?

かっこいいシーリングファンに憧れ、家を建てたら取り付けたいとお考えの方、いらっしゃると思います。

シーリングファンは、見た目のオシャレさだけでなく、高い機能性を持っています。

設置することで、多くのメリットを得ることができますが、デメリットもあります。

そこで今回は、シーリングファンについて

  • 効果
  • メリット
  • デメリット
  • 使い方

などをご紹介します。

そもそもシーリングファンとは?

シーリングファンとは、天井に取り付けて空気を混ぜ、室温を一定にするサーキュレーターのことです。

窓のない場所で、暖かい空気・冷たい空気がたまらないよう撹拌させることができ、吹き抜けだけでなく、天井高がない部屋にも取り付けることができます。

シーリングファンの効果とは?

  • 冷暖房効率UPで節電にも
  • 臭いだまりを防ぐ
  • カビ・結露防止

それぞれについてお話ししますね。

冷暖房効率UPで節電にも

暖かい空気は冷たい空気よりも軽く、上にたまります。

逆に、冷たい空気は暖かい空気よりも重く、下にたまります。

そうなると、部屋の高い部分と低い部分で温度差が生まれ、冷暖房をつけているのに、一向に快適な温度にならないということがあります。

ですが、シーリングファンをつけると、大きな羽の力で空気を循環させることができ、冷暖房効率がUPします。

冷暖房効率がUPすると、「なかなか涼しくならないから」「なかなか暖かくならないから」と、設定温度を変更することなく、節電にもつながるというわけです。

ですが、シーリングファンの電気代はもちろんかかります。

消費電力(W) ÷ 1,000 × 使用時間(h) × 電気代単価 = 電気代で計算すると(消費電力40Wの場合)
44W ÷ 1,000 × 1h × 27円 = 約1.2円
つまり、1時間約1.2円。
24時間では、約28.5円。
これが1ヶ月だと、約855.4円ほどになります。

冷暖房の設定温度を1℃変えると、消費電力は10~13%抑えられるといわれていますので、設定温度を変更し、シーリングファンをつけるほうが、省エネ効果は高くなります。

臭いだまりを防ぐ

窓を開けると、空気が流れ、臭いも撹拌され、外に臭いを追い出すことができます。

ですが、窓がない部屋・小さい部屋の場合、臭いがたまりがちです。

そこを、シーリングファンを利用することで、部屋の空気を撹拌させることができます。

特に、洗濯物を室内干した場合の嫌な生乾きの臭い。
その嫌な臭いの発生も、防ぐことができますね。

カビ・結露防止

空気が循環しないと、カビが発生したり、窓が結露したりということがあります。

そういったカビや結露を防ぐ効果も、シーリングファンにはあるのです。

特に、梅雨時期は、シーリングファンが活躍するでしょう。

シーリングファンのメリット・デメリット

シーリングファンのメリットは、先ほどお話しした効果の部分ですが、それ以外にもメリットはあります。

シーリングファンのメリット

  • 冷暖房効率UPで節電にも
  • 臭いだまりを防ぐ
  • カビ・結露防止
  • オシャレさUP
  • 空気清浄機の効果も増す

吹き抜けのある部屋は、エアコン一つで夏も冬も快適に過ごすことができます。

メリットがあるからには、デメリットもあります。

シーリングファンのデメリット

  • 設置するために、天井の強度が必要
  • 羽にたまったホコリの掃除が大変
  • 電気代がかかる

シーリングファンには、ある程度重さがあるため、それに耐えうる天井の強度が必要です。

電気代は、先ほど説明しましたが、何より大変なのが掃除です。

扇風機よりも大きなシーリングファンは、羽にホコリがつきやすいです。

吹き抜けなど高い位置につけることが多いため、掃除の際に手が届かず、専用のモップや梯子などを利用した掃除が必要になります。

専用モップを買えばいいのですが、手が届きそうにない場所には、長い突っ張り棒2本を使ったり、工夫しながら掃除をする必要があります。

もちろん、下にホコリが落ちるので、その掃除も合わせて必要になる・・・ということは、頭に入れておいたほうがいいでしょう。

また、使い方にも注意する必要があります。

シーリングファンの使い方

シーリングファンを使う上で、鉄則となる使い方があります。

それは、羽の向きです。

シーリングファンは、ボタン一つで羽の向きを調整できるようになっています。

  • 夏場・・・下向き
  • 冬場・・・上向き

上にたまる暖かい空気を下向きに送り、空気を撹拌することで、冷たい空気が動き、快適温度を保つことができるのです。

冬場は逆になりますね。

シーリングファンは、メリットだけでなく、デメリットも知った上で取り付ける必要があります。

デザイン性、機能性を兼ね備えたシーリングファンを、理解した上で設置し、快適に過ごせるお家づくりにお役立てください。

照明付きのシーリングファンもあります。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
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