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  • 新築住宅関連情報

買わない方がいい土地とは?避けるべき要素を解説

夢見るマイホーム。

その中で最初に直面する問題として、土地選びがあります。

この土地選びで失敗すると、その後にも大きく影響し、予算オーバーだったり、せっかく建てた家に暮らしにくいなど生活に影響が出る問題にまでなりかねません。

そこで今回は、

  • 買わない方がいい土地
  • 避けた方がいい土地(絶対にやめた方がいいとまでは言いませんが、できれば購入は見送りたい)

を解説します。

買わない方がいい土地とは?

買わない方がいい避けるべき土地として、以下のような土地が当てはまります。

  • 自然災害のリスクが高い土地
  • 抵当権が設定されている土地
  • 建物を建てられない土地

自然災害のリスクが高い土地

  • 傾斜地
  • 地盤がゆるい土地
  • 浸水深が高い土地

傾斜地は、斜面が崩壊する可能性がある地域でもあります。

土地自体が傾斜地ではなくても、急斜面の近くなどは、もしものことを考え、避けた方がいいでしょう。

また、地盤がゆるい土地は、地盤改良が必要になり、それだけ費用もかかります。

特に、埋立地や軟弱地盤では地震時に液状化現象が発生する可能性が高いです。

また、ハザードマップをチェックして、浸水深が高い土地も避けるべき土地です。

もしもの災害時に備え、ニュースで多く目にするような光景に我が家が陥らないよう、土地選びの際にも注意しましょう。

抵当権が設定されている土地

住宅ローンを使って不動産を購入する際に、金融機関が購入する不動産を担保にする権利を「抵当権」といいます。

つまり、抵当権が設定されている土地であれば、抵当権を持つ人や会社から競売にかけられる可能性があるんです。

そのため、自分で申請して抵当権を抹消するという方法もありますが、大抵はそのような土地を見送ることも多いです。

建物を建てられない土地

土地さえあれば、家を建てられるというわけではありません。

  • 「幅4m以上の道路に、2m以上接すること」などと規定があり、条件を満たしていない土地
  • 安全性が確認されていない擁壁がある場合
  • 市街化調整区域の土地

など、様々な条件で建物を建てられない土地は存在します。

そのような土地は、「宅地用」として売られていても家を建てられないので、買わない方がいいでしょう。

できれば避けた方がいい土地とは?

上記で説明したような買うのをやめた方がいいという訳ではありませんが、できれば避けた方がいい土地というのもあります。

  • 日照条件が悪い土地
  • 境界線が曖昧な土地
  • 予算に見合わない土地
  • 大通りに面したり、急カーブや交通事故が多い場所の土地
  • インフラやアクセスが不十分な土地
  • 社会的・地域的に問題のある土地
  • 過去にトラブルがあった土地

日照条件が悪い土地

高い建物に囲まれている、北向きで日当たりが悪いなど、日照条件の悪い土地は、

  • カビが生えやすかったり
  • 日中も暗いので、常時照明が必要であったり
  • 家庭菜園など、植物を育てるのにも不向き

であったりします。

境界線が曖昧な土地

土地によっては地積測量図がなく、大体の土地の形だけが描かれた「字図」しかない場合もあり、後々隣家と揉めるというトラブルに発展する場合もあります。

地積測量図の有無をしっかり調べ、トラブルは後々の住みにくさにもつながるので、境界線が曖昧な土地は避けた方がいいでしょう。

予算に見合わない土地

家を建てる際、「土地代金」「建築費」「諸経費」がかかります。

この中で、諸経費は変わらないので、土地代が高くなれば、それだけ建築費を削らなければいけなくなるという訳です。

そうなると、手っ取り早く予算を削る方法として、建物の坪数を減らす、設備を削減するなど・・・。

実はここが、後々の後悔にも繋がりやすい部分でもあるため、できるだけ土地は予算内におさめた方が、満足のいく家が出来上がるでしょう。

大通りに面したり、急カーブや交通事故が多い場所の土地

大通りに面した土地は、一軒家を立てる上で、高層マンションなどでは気にならなかった問題として、

  • 人目が気になり、外に洗濯物を干せない
  • 騒音が気になる
  • 排気ガスが気になる
  • 庭で子供を安心して遊ばせることができない
  • 駐車しにくい

などの問題が多くあります。

また、急カーブや交通事故の多い場所では、はずみで車が突っ込んでくるという危険性もあります。

インフラやアクセスが不十分な土地

上下水道、電気、ガスなどが整っていない場所は、さらにお金も時間もかかります。

駅やバス停から遠い場所は、通勤や通学に不便です。

また、日常生活に必要な施設が近くにない土地は、家が建った後暮らしていくのが将来的に不便だったりすることもあるので、購入するにはじっくり考慮が必要です。

社会的・地域的に問題のある土地

  • 工場やゴミ処理場が近い
  • 騒音がうるさい
  • 治安が良くなく、犯罪率が高いエリア
  • 近くに問題のある施設(暴力団事務所など)がある
  • 過疎化や老朽化が進む地域では、住環境が悪化する可能性がある

など、問題のある土地は、暮らしにくさにもつながるので、避けた方がいいでしょう。

過去にトラブルがあった土地

  • 事故物件
  • 不法占拠されていた土地
  • 過去に違法建築が存在した土地
  • 汚染物質や廃棄物が埋まっている土地
  • 権利関係が複雑でトラブルが発生している場合
  • 近隣トラブルのある土地

宅地建物取引業法により、告知義務がある場合もありますが、事故物件情報を提供するサイトにも掲載されている可能性もあります。

また、隣人や地域住民との過去のトラブル(騒音問題、境界争いなど)、近隣住民との人間関係が悪化している土地などもあります。

そのような土地では、気にいる家は建っても、住みにくかったり、変な悪評が付きまとうこともあるので注意が必要です。

家を建てるという夢は、土地選びから始まっています。

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