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平家建てのメリット・デメリット!その魅力を大解剖

歴史的に見返すと古き日本では平家が主でしたが、現在日本国内において、二階建てか平家建てかで見ると、その割合は圧倒的に二階建てが多い現状です。

しかし近年、平屋の着工棟数が2011年に約2万8,000棟だったものが、2021年には約5万5,000棟と、この10年で2倍に増えています(国土交通省の建築着工統計調査より)。

今回は、そんな再び注目されつつある平家建てについて、その魅力を掘り下げるべく

  • メリット
  • デメリット

を詳しく解説します。

平家建てのメリットとは?

平家には、以下のようなたくさんのメリットがあります。

  • バリアフリー対応がしやすい
  • 生活動線・家事動線がシンプル
  • 家にいる家族の声が届きやすい
  • 地震に強い・台風に強い
  • 大きな開口を作りやすい・庭との一体化も可能(庭とのつながりを出せる)
  • 開放感を出せる
  • メンテナンス費用を抑えやすい

バリアフリー対応がしやすい

平家建ての段差というと、玄関に上がる際のみというのがほとんど。

階段がないため、バリアフリー対応がしやすく、子供が巣立った後、熟年ご夫婦にも人気です。

つまり、足腰に負担のない暮らしができるという点で、平家は非常にいい理想的な住宅となるでしょう。

生活動線・家事動線がシンプル

全てが一階で完結するので、生活動線・家事動線がスムーズで、元々二階建て住宅に住んでいた方が平家に住むと、「もう二階建てには戻れない」と思われる方も多くいらっしゃいます。

家にいる家族の声が届きやすい

二階と一階のように隔てる壁・床などがないため、声が届きやすく、家族の空気を感じやすいというのがあります。

地震に強い・台風に強い

二階のような上からの荷重が少なく、構造が安定しやすいため耐震性も上がります。

台風の多い沖縄の家を想像してみてください。
平家が多いですよね?

それは、横に広い家の方が、台風などの強風にも耐えられる風抵抗の強い家といえるからです。

大きな開口を作りやすい

横に広い平家の場合、二階建てよりも大きな窓も設置可能で、窓を出入り口とした庭との一体化も出しやすく実際よりも広く感じられる家を作り出すことも可能です。

開放感を出せる

低層住居専用地域では、定められている上限の高さで、原則として10m〜12mを超える建物は建築できません。

そのため、二階建ての場合、天井高にも制限が出ます。

しかし、平家の場合、一般的な天井の高さ2.4〜2.5m以上の天井高にすることも可能で、天井が高い分、解放感を出すことができます。

メンテナンス費用を抑えやすい

経年劣化に伴い、屋根や外壁の工事は必要になりますが、その時に組む足場を考えただけでも、二階よりも一階の方が簡単に済むため単純にその分安くなります。

また、壁面積的にも平家の方が少なく済むので、メンテナンス費用は抑えやすいでしょう。

実際、実家は平家建て、現在二階建て住まいの私が感じることは、「年を取ったら平家に住みたい」ということ。
やっぱり、階段がないというのは非常に大きなメリットに感じます。

平家建てのデメリットとは?

続いて、平家建てのデメリットです。

  • 土地面積が必要
  • 防犯面・プライバシー面に注意が必要
  • 日当たりや風通しに注意
  • 水災に注意

土地面積が必要

延べ床面積30坪の家を建てたいと思っても、二階建ての場合、一階が18坪・二階が12坪という建て方ができるため、45坪の土地の場合余裕を持って庭や駐車場まで作れます(建坪率を考えず例を挙げています)。

しかし平家建ての場合、一階だけしかないので、30坪の家を建てたければ、そのまま30坪の土地が必要となります。

そのため、二階建てのような庭の余裕がないということになるので、ある程度の広さに余裕のある土地の方が平家建てに向いています。

防犯面・プライバシー面に注意が必要

アパートやマンションにおいても、防犯の面を考慮し、二階以上を望まれる方が多いですよね?

二階のない平家は、外部から侵入されやすく、防犯面・プライバシー面において注意が必要になります。

また、二階のベランダ等もないため、洗濯物を干す上でも心配に思われる方もいらっしゃいます。

日当たりや風通しに注意

隣接する家や建物にも影響を受けやすく、高さがない平家建ては日が当たりにくく、風通しが悪いということも起こりかねます。

そのため、隣接する家や建物にも注意しつつ、間取りを考える必要があります。

水災に注意

海や川が近くにある氾濫危険地域では特に、平家の場合逃げ場がありません。

床上浸水すると、家財道具だけでなく、建物にもかなりの影響を及ぼします。

そのため、過去の氾濫記録を参考にしつつ、平家を検討する方がいいでしょう。

新築戸建てを検討する際、平屋or二階建てかで迷っている方は、ご参考に!

将来の生活設計を考えて選ぶと良いでしょう!(^^)!

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