お家の地震対策として、「耐震」「制震」「免震」がありますが、I’m home!でも標準仕様となっている「制震ダンパー」。
それぞれ違いについては、こちらで説明しています。
震度5強以上の発生確率が60〜100%といわれる地震大国日本にとって、重要視される制震装置の一つです。
ですが、実際制震ダンパーとはどんな物なのか?
どのような効果があるのか?
など、ピンとこないと思います。
そこで今回は、制震ダンパーについて
- 効果
- 必要性
- 取り付ける場所
などを、わかりやすく解説します。
制震ダンパーとは?
制震とは、揺れを吸収する構造で、地震の揺れを抑えてエネルギーを吸収するという役割を持ったものです。
制震ダンパーとは、建物内にしなやかに伸びる鉄の制震装置を入れることで、何度でも伸縮を繰
り返して安定した制振効果を発揮するというものになります。
つまり、こういうことです。
地震などの揺れによる建物の変形や損傷だけでなく、建物の構造体(基礎部分など)にもダメージが伝わりにくくなるため、建物や構造体の耐久性を高める効果が期待できるというわけです。
制震ダンパーの必要性とは?
地震による損害を少しでも抑えることができたら、住人の命を守れるだけでなく、その後もその家に住み続けることができます。
つまり、制震ダンパーは地震に耐えられるだけでなく、大地震の後に続く余震の際にも効果を発揮し続け、その後も効果が続くため住み続けられる家にするというものです。
ただ、この装置だけで大丈夫なの?という不安はあると思います。
そこで、より効果を発揮するのが、以下のような仕組みです。
耐震+制震
I’m home!(アイムホーム)では、耐震等級3の丈夫な家づくりを標準仕様としていますが、さらに制震ダンパーも標準仕様となっているのでより強く、地震後も補強せずに住み続けられる家をと考えています。
- 建物の耐久性の維持
- 倒壊リスクの軽減
- 家財等の破損防止
- 生活再建も含めた損害の低減
これこそが、制震ダンパーの必要性といえるでしょう。
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制震ダンパーを取り付ける場所は?
制震ダンパーは
- 柱
- 梁
- 柱と土台
などに取り付けます。
取り付ける場所は、間取りや壁の状態などによっても変わりますが、断熱材や壁の中に隠れて、完成後は見えなくなる場所に設置します。
そのため、メンテナンスが必要ない設計になっています。
見た目が素敵な家を作るだけでなく、安心して長く住み続けられる家を目指しています。
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