お家や、そのお庭の中心(目立つ存在)となるシンボルツリーですが、
「すごく根が張ってしまって、失敗した。」
「剪定が大変で、抜いてしまいたい。」
「鳥が巣を作ってしまって、大変。」
なんて声も、よく耳にします。
では、どんな木を選ぶといいのでしょうか?
今回は、シンボルツリーの中でも、玄関先に植えたいシンボルツリーについて
- 選び方
- おすすめの木
など、失敗例を含めながら、紹介します。
玄関先に植えたいシンボルツリーの選び方!
- 常緑樹or落葉樹
- 1本立ちor株立ち
- 高さ・枝ぶり
- 方角・日照
- テイスト
- 手入れのしやすさ
- 虫が寄り付きにくい
などを考えて、選ぶ必要があります。
それぞれについて、説明しますね。
常緑樹or落葉樹
- 一年中葉があるのが・・・常緑樹
- 葉が落ちる時期があるのが・・・落葉樹
常緑樹は、常に緑が生い茂るため手入れは楽ですが、日照時間が少ない冬でも陽が遮られるというデメリットがあります。
落葉樹は、落葉樹には花をつけるものも多く、季節ごとの雰囲気を楽しめますが、落ち葉掃除が大変というデメリットがあります。
失敗例としては、常に掃き掃除を必要とし、「昨日掃き掃除をしたばかりなのに、もう落ち葉がたくさん」と、日々の掃除がストレスになってしまう・・・という話もよく耳にします。
1本立ちor株立ち
- 幹が1本の・・・1本立ち
- 幹が分かれて複数本になっている・・・株立ち
種類にもよりますが、育った時のボリュームや見栄えを考え選ぶ必要があります。
高さ・枝ぶり
通常、2階建ての家の高さは6~7mほどです。
基本的には、成長した際に、家の高さよりも低い4m以下ほどを選び、
- 手入れのしやすさ
- ボリューム(影になる広さ)
- 近隣への影響
を考える必要があるでしょう。
特に高くなりすぎる木は、業者に剪定を依頼する必要がありお金もかかる上、剪定を怠ると近隣からクレームが出ることもあるので、注意が必要です。
高くなりすぎた木のお手入れを怠ってしまったため、電線に木の枝がかかってしまった。
生い茂りすぎて、お隣の日照を邪魔しているというご近所トラブルになることもよく耳にします。
方角・日照
- 日差しを好む木
- 日陰を好む木
など、木によっても異なります。
シンボルツリーを植えたい場所の方角、日照条件を考え、その木の特徴から見極める必要があります。
手入れのしやすさ
高さも手入れのしやすさに関係しますが、木の成長度合いによって剪定の回数も変わってきます。
成長の遅い木ならば
- キンモクセイ
- ハナミズキ
- アオダモ
などがあり、比較的手入れが楽です。
また、お手入れのしやすさには定期的に行う消毒等も関わってきます。
虫が寄り付きにくい
虫が付きやすい木は、それだけ消毒等も必要になります。
- オリーブ
- シマトネリコ
- 月桂樹
などは、虫がつきにくく、その分お手入れも楽でしょう。
玄関先に植えたいおすすめシンボルツリー3選!
オリーブ
常緑樹で、一年中緑を楽しめます。
また、成長も早い上に、花だけでなく実もつけるため、お料理好きの方にも好まれるシンボルツリーです。
その上、虫を寄せ付けにくいという効果もあるのは、非常にありがたい木です。
こまめなケアをせずとも育ってくれるので、初心者にもおすすめです。
月桂樹
常緑樹で、成長も早く育てやすいシンボルツリーにおすすめな木になります。
乾燥させた葉をローリエとして利用することも可能ですが、自然の防虫剤としても利用可能な月桂樹は、入浴剤やリースにするという活用法も大変人気です。
また、ボリュームも出るため、目隠しがわりに植えるのもいいでしょう。
アオダモ
落葉樹ですが、スッキリとしたシルエットが特徴で、玄関前のシンボルツリーとして近年人気です。
株立ちで、直線的にまとまってくれるため、広くない玄関先の省スペースでも育てることが可能です。
剪定をすれば、大きくなりすぎることもない上、葉の量も多くないので育てやすいでしょう。
また、害虫や病気に強いのも嬉しいポイントです。
マイホームに庭木を植えようとお考えの方は、ご参考にされてください♪
ただいまぁが行き交う家づくり I’m home!
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