家を建てる際、リビング・寝室に次いで悩むのが子供部屋の広さではないでしょうか?
子供が何人か?
今後、子供が増えた場合は?
子供の性別によっても違う?
など、色々悩まれる方は、多くいらっしゃいます。
そこで今回は、子供部屋の広さについて3つのポイントをご紹介します。
- 考え方
- 決め方(平均)
- 広く見せるコツ
子供部屋の広さは何畳がいい?失敗しない考え方

子供部屋の広さは、子供が小さいうちや生まれる前に考えるのは、非常に難しいもの。
まずは、何畳がいいというご提案をさせていただく前に、考え方からお話しますね。
- 子供の数だけ子供部屋を作る
- 共有の子供部屋
- 性別で部屋を分ける
- 年齢で部屋を分ける
- 将来分けられるような子供部屋
など、考え方はいく通りもあります。

子供の数だけ部屋を作る
子供が2人・3人までなら、多少部屋の広さは限定されても、部屋数を作ることは可能でしょう。
ただし、それ以上となると、LDK・寝室・子供の数の部屋数・・・、例え和室を作らない選択をしたとしても、5LDK、6LDK、7LDK・・・かなりの広さを要する大豪邸となってしまいます。
そこで子供の数が多い場合は、次の選択肢です。
共有の子供部屋
一般的には、性別・年齢で、部屋を共有することが多いでしょう。
分け方は、兄弟・姉妹でも子供同士の相性もあるため、ご家庭によって変わります。
- 小さい子には性別関係なく遊び部屋として、大きい子には勉強部屋として子供部屋を
- 個室は中学生から
という考え方もよくあります。

実際うちの子供達も、小学生時代には子供部屋いらなかったんじゃないか?というくらい、子供部屋はただのおもちゃ置き場になっています。
さすがに中学生になると、一人の子供部屋を快適空間にしようと自分で工夫しています。
将来分けられるような子供部屋
将来何人の子供を予定しているか曖昧という場合など、広い部屋を作っておいて、将来的に分けられる部屋作りにするのも良いでしょう。
一般的には、2~3個ほどの扉を事前に設け、将来的に
- パーテーションを設置
- 工事をして壁を作る
- 棚で分ける
- カーテンで分ける
などの方法で部屋を区切るという方法もオススメです。


ただ、ここで注意するのが・・・
将来的に部屋を分けたいと子供たち自身が言い出すのが、小学校高学年〜中学生に上がるあたりが多いです。
その際に、家を建てて丁度10年目くらいというご家庭も多くあります。
その10年という節目は、意外とお金がかかる節目でもあり、
- 火災保険・地震保険の更新
- シロアリ駆除の追加実施
- 照明器具の交換時期
など、家だけでなく、新築時に購入した家電が壊れて買い直しが必要となる時期でもあります。
その際に、新たに壁を作る工事は、「出費がかさみ、非常に厳しくなる」という声も多く耳にします。
そのため、将来的にどのような方法で部屋を区切るのか、かかる金額と合わせて頭に入れておき、費用の確保をしておくことをオススメします。
子供部屋の広さは何畳がいい?平均や決め方を紹介

平均的な子供部屋の広さは、4.5畳〜9畳といわれます。
子供の人数に応じた振り分けとして・・・
- 子供一人(一部屋)・・・6畳~8畳
- 子供二人(二部屋)・・・各4.5畳~6畳
- 子供三人(三部屋)・・・各4.5~5畳
- 共有部屋(二人)・・・6畳~9畳

子供部屋は、広ければ広いほどいいという問題ではありません。
子供部屋を広くとりすぎると、
- 冷暖房が効きにくい
- さみしい
- 快適になりすぎると、リビングに寄り付かない
などの問題も考えられます。
一般的には、狭くも広すぎることもない6畳程度が平均とされています。
しかし、子供の数が多ければ多いほど、家の中で確保できる面積が小さくなってくるのは必然です。
2人ならば、それぞれ1部屋4.5畳〜6畳ほどが2部屋というのが平均です。
しかし、それ以上になってくると、4.5畳の部屋を子供の数だけ・・・というよりも、2人1部屋という選択肢も出てくるでしょう。
9畳を、将来的に4.5畳ずつに分けるというパターンも多くあります。
子供部屋が狭くなる場合の対処法!広く見せるコツ

どうしても子供部屋が狭くなる場合、少しでも広く快適にするためにはどうしたらいいか、アイデアをあげると・・・
- 男の子には男の子・女の子には女の子の共有クローゼットを
- 収納を家具で確保
- 家具の配置で広さの見え方が変わる
- スタディースペースは別に確保
- 壁紙で視覚的に広く見せる

男の子には男の子・女の子には女の子の共有クローゼットを
性別に応じた共有クローゼットにすると、その分クローゼットを一体化でき、クローゼットを2つ作るよりも広さ・壁・扉も少なくて済みます。
また、お母さん的には収納や衣替えも楽にでき、サイズアウトした服を下の子へと、おさがりの仕分けも楽になります。
収納を家具で確保
収納付きのベッドなど、色々な形のものが販売されており
- ベッドの下がデスクスペース
- ベッドの下が収納
少ない収納を、一体型家具で確保するという方法もあります。
家具の配置で広さの見え方が変わる
ドアを開けてすぐの場所に、背の高い家具を置くと、圧迫感が出ます。
しかし、手前には低い家具、奥に行くにつれ高さのある家具を置くと、奥行きが出て圧迫感も気になりません。
スタディースペースは別に確保
「子供部屋があるのに、いつもリビングで勉強をしている」というお子さんは、意外と多いです。
そのため、部屋は一人になりたい時だけ・寝る時だけ使う部屋として、スタディースペースは別に設けるという方法もあるでしょう。
学習塾などでは、部屋に一人でいると遊んでしまう、家族がいると集中できないという子に、
「廊下や階段など、人の気配を感じるものの、集中できるよう壁に向かって勉強できるスペースがいい」
と、アドバイスをすることもあります。
実際、人の気配がするとサボれない、目につく場所に集中力の邪魔をする物がないという、理にかなった方法だそうです。
壁紙で広く見せる
これも視覚的なものですが、大きな柄や濃い色は圧迫感が出て、淡い色・薄い色は広く見えます。
また、つなぎ目をなくすためにも、サッシや巾木を同色にするのも広く見せる方法です。
いかがでしたでしょうか?

子供がどれくらい家に住むのか、将来的なことを考え出すと・・・、家づくり・部屋割り・部屋の広さは、非常に難しい問題です。
子供が巣立った後は、子供部屋を
- 趣味の部屋
- 子供たちが帰った時に泊まれる部屋
- 書斎
- 収納
など、その先のことも考え、子供部屋作りを考えること、オススメします。
ご家庭のスタイルにあった、子供部屋選びの参考になれば幸いです。
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担当スタッフが、お客様の立場になって、最適を見極め、アドバイスさせていただきます。
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