以前は圧倒的にガスコンロが主流でしたが、近年、IHクッキングヒーターにするお宅、非常に増えています。
「やっぱり炎が欲しい」などという理由でガスコンロを選択する方はもちろんいらっしゃいますが、 実際IHクッキングヒーターを使っているスタッフは、後悔は全くないそうです。
皆さん、ある程度ご存じだとは思いますが、今回はIHクッキングヒーターについて
- メリット
- デメリット
- グリルの使い勝手
などを、実際の声とともに解説します。
IHクッキングヒーターのメリット
メリットはたくさんありますが、中でも代表的な4つのメリットを紹介します。
- 火を使わないので安全
- 掃除が楽
- 夏の暑い日でも苦にならない
- 火力調節が楽
それぞれ詳しく説明しますね。
火を使わないので安全
なんといっても、IHクッキングヒーターの最大のメリットは、安全性でしょう。
ガスコンロによる火災は非常に心配ですが、IHでは煙や不完全燃焼による一酸化炭素が発生しません。
(ただし、少ない油で強い火で加熱すると、温度制御が間に合わず火災につながる危険性はあります。)
そのため、高齢者の一人暮らしなどにも重宝されています。
掃除が楽
ガスコンロと異なり、フラットになっているので、サッと拭くだけで汚れを拭き取ることができるので、掃除の面でも非常に助かります。
また、頑固な焦げ付きができた場合も、専用洗剤orスポンジ等で擦るだけできれいにすることができます。
「頑固な汚れを見つけたらクレンザーをつけて擦るようにしているので、ガスコンロを使っていた時のような、分解して漬けおきして磨き上げて・・・という作業をせずに済むようになり非常に重宝しています！」という声も。
夏の暑い日でも苦にならない
炎が出るガスコンロは、夏はキッチンが暑くなり、料理をするのが苦になるという方も多くいらっしゃいます。
ですが、その点、火が出ないIHは夏の暑い日でも料理が苦になりません。
実際、ガスコンロを使っていた時は夏場に料理しながら熱中症になったこと、一度や二度ではありません。
しかし、IHにしてからそういった苦がなくなり、そこは非常に大きなメリットに感じています。（スタッフ談）
火力調節が楽
火力が数字で表示されるIHは、非常に分かりやすく、子供でも火力調節が分かりやすいくらいです。
ガスコンロの場合、つまみを回す微妙な火力調節が難しいものの、そこの苦労がないのは大きなメリットでしょう。
IHクッキングヒーターのデメリット
- 停電の時に困る
- 使える鍋と使えない鍋がある
- 鍋を振る動作に適していない
代表的なデメリットとして、このようなものがあります。
それぞれ説明しますね。
停電の時に困る
IHを躊躇する理由として、停電時の心配をされる方、非常に多いです。
実際問題、停電時IHは使えません。
過去の災害時を振り返ると、阪神淡路大震災の時に電気復旧までにかかった日数は2日、東日本大震災の時は6日といわれています。
（ただ、能登半島地震の際は、ライフラインの復旧に非常に時間を要し、1ヶ月弱かかった地域もあります。)
そして、ガス復旧までにかかった日数は、能登半島地震でも4日と、電気よりは早く復旧しています。
そう考えると、調理ができないデメリットは、ガスコンロに比べて大きいでしょう。
そのため、念の為カセットコンロを用意しておくことは必須になります。
使える鍋と使えない鍋がある
ガスコンロ用の鍋は、IHで使えません。
そのため、IHを使う際はIH対応鍋を使わなければいけません。
今までガスコンロを使っていた方からすると、全部買い替えが必要になるので、デメリットとなるでしょう。
「お気に入りだった鉄瓶を使えなくなったのが悲しい。」とおっしゃったお客様もいらっしゃいました。
鍋を振る動作に適していない
チャーハンを作るときなど、中華鍋を振るような動作をしたくなりますよね？
ですが火のないIHでは、振ることで火力が伝わらなくなるので、そういった振る動作には不向きです。
また、番外編として！
魚焼きグリルの心配をされる方、非常に多いです。
そこで、グリルの使い勝手についても解説します。
IHクッキングヒーターのグリルの使い勝手は？
IHのグリルには、水なし両面焼き・水あり片面焼き・水なし片面焼きの3種類があります。
両面焼きの場合は、上下にヒーターがついていて、上から下から加熱します。
そのため、ガスコンロのような焼きムラは少なくなります。
片面焼きの場合、ひっくり返すという作業は必要になりますが、網に食材がくっつきにくいというメリットがあります。
そして、心配な火力の問題ですが、実際使ってみてもガスコンロに劣るということを感じたことがありません。
それくらい、火力の問題も解消され、何らガスコンロに劣ることがなくなっているIHクッキングヒーター、オススメです。
グリルの掃除を楽にしたり、調理の幅を広げる上でも、グリラーというものを使っていて、これがまた非常に便利です。（スタッフ談）
日々の生活スタイルで、メリット・デメリットをよく比較して、上手に取り入れてみてください！
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今後も、お家のお掃除方法等、発信してまいります。
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