家が綺麗になると、この綺麗さを保ちたい。
そう、誰しも思うでしょう。
ですが、大事に使っていても、気づくと汚れている家のあちこち。
その中でも、クロス(壁紙)の汚れは家で過ごす家族だけでなく、家を訪れたお客様にも目につきます。
そのため、気づいた時に汚れを落としたい!
そんなの、ゴシゴシ拭いちゃえば、取れるんじゃない?とお思いの方、注意が必要です。
今回は、クロス(壁紙)の汚れについて
- 原因
- 落とし方
- 注意点
を、やってはいけない注意点を交えながら、解説します。
クロス(壁紙)汚れの原因
- 手垢
- カビ
- ホコリ
- タバコ
- 油・調味料
- 鉛筆・ペン・クレヨン
などが、クロス(壁紙)の汚れとして代表的なものになります。
手垢
手垢なんて、そうそうつかないでしょ?とお思いかもしれませんが、意外や意外。
実は、この手垢汚れがクロス(壁紙)の汚れとして一番多いです。
何気なく手をついている、玄関・脱衣所・洗面所・スイッチまわりなど、手垢はつきやすいもの。
こちら↑ 実際、玄関のクロスについた手垢です。
外から帰ってきた時に靴を脱ぐ際、毎日同じ場所に手をついたために黒く汚れた部分が。。
このような汚れが、家のあちこちに現れます。
カビ
カビ汚れは、結露で濡れた窓際の壁紙や、水回り(特に洗面・脱衣所)につきやすいです。
見るからにカビと分かる汚れだけでなく、黒い点々が見えることもあります。
ホコリ
家具や家電の裏側、手の届かない天井近くなどに、ホコリ汚れが多く残ってしまいます。
ふわふわとしたホコリだけでなく、ホコリが積もって黒っぽい汚れになることもあります。
タバコ
室内でタバコを吸う場合につくタバコのヤニ汚れは、黄ばみだけでなく、ベタベタしたり、嫌な臭いも残ってしまう厄介な汚れです。
油・調味料
キッチンでは、知らないうちに飛散した油や調味料・煙などの汚れがつきます。
特に、油汚れは時間が経てば経つほど、頑固な汚れとして固まってしまいます。
キッチンを見ると、我が家にもありました。
触ると、少しベタつきがあるので、油を含んだ汚れのようです。
鉛筆・ペン・クレヨン
小さなお子さんのいらっしゃるご家庭でよく目にするのが、落書きです。
この汚れは、水性か油性かによっても違います。
クロス(壁紙)の汚れの落とし方
では、このような汚れはどのようにして落としたらいいのでしょうか?
それぞれ分けて解説します。
- 汚れがひどくなる前に、こまめにやるべき掃除
- 手垢・ホコリ汚れ
- カビ汚れ
- タバコのヤニ汚れ
- 油・調味料
- 鉛筆・ペン・クレヨン
汚れがひどくなる前に、こまめにやるべき掃除
固く絞った雑巾で、軽く拭くだけでも十分です。
ただ、少し気になるような汚れがある場合には、中性洗剤を含ませた雑巾で拭くと、大体落とせます。
ここで効果的なのは、雑巾よりマイクロファイバークロスです。
100均にも売っているので、おススメですよ♪
毎日とは行かなくても、週に1回程度掃除するだけでも違います。
手垢・ホコリ汚れの落とし方
- 重曹
- 中性洗剤
- セスキ炭酸ソーダ
など、ご家庭にあるものをぬるま湯で溶かし(濃度1%ほど)拭くだけでも、きれいに取れます。
なかなか取れない汚れは、メラミンスポンジを使うときれいに落ちます。
ですが、メラミンスポンジで強く擦ると、壁紙自体を傷つけてしまうので注意しましょう。
カビ汚れの落とし方
特にカビには、アルコール除菌スプレーが効果的です。
頑固な汚れは、力を強く入れない程度に、使い古しの歯ブラシを使って汚れを落とすのもいいでしょう。
ただ、使いたくなってしまう漂白剤は、壁紙自体の色落ちにもつながるので、NGです!
そして、汚れを落とした後に、重曹水を含ませた雑巾(マイクロファイバークロス)で拭きあげると、今後のカビ予防としても殺菌として効果的です。
タバコのヤニ汚れの落とし方
重曹・セスキ炭酸ソーダなどもオススメですが、ヤニ取り用洗剤も市販されています。
ヤニは結構厄介な汚れなので、市販の専用洗剤を使うのが手っ取り早い方法でもあります。
油・調味料汚れの落とし方
汚れがついてすぐは、水拭きだけで落とせます。
ですが、時間が経過した汚れはなかなか水拭きだけでは落とせません。
- 重曹
- 中性洗剤
- セスキ炭酸ソーダ
- アルコールスプレー
など、汚れの原因がハッキリしないため(油か調味料か)、いろいろ試してみるのがいいでしょう。
鉛筆・ペン・クレヨン汚れの落とし方
鉛筆であれば、消しゴムで落とせます。
ただしこの時、消しゴムに汚れがついていると、余計汚れてしまうので、きれいな消しゴムを使いましょう。
水性汚れであれば、水拭きやメラミンスポンジで落とせます。
ですが油性の場合、消毒用エタノールや除光液を汚れた箇所にのみ使うといいでしょう。
※クロス(壁紙)の素材によっては使えないので、注意が必要です。
またこの時、大きく拭くと余計汚れを広げてしまうことにもなりかねません。
細かく叩くように落とし、必ず最後に水拭きして消毒用エタノールや除光液の成分が残らないようにしましょう。
クロス(壁紙)汚れ落としの注意点
以下のことに注意しましょう。
- メラミンスポンジで強く擦りすぎない
- 洗剤は少量・狭い範囲で試してから
- 洗剤を使った箇所は最後に水拭き
また、珪藻土・紙素材・織物素材などは水拭きができません。
水拭きすることによって、余計大きなシミ汚れを残してしまうことにもなりかねません。
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