前回、建築・住宅用語解説として、「あ」編をお伝えしました。
詳しくはこちらをご覧ください。
建築・住宅用語を簡単解説!「あ」編
今回は、同じく会話の中で「これって何?どういう意味?」
と、気になる言葉が分かる「い」編と題して、それぞれの用語の意味を、分かりやすく解説します。
EPS(イーピーエス)
Electric Pipe Space/Shaft(エレクトリック・パイプ・スペース/シャフト)の略で、
- 電気
- 通信の配線
- 配管
を通すスペース・空間のことです。
板畳(いただたみ)
和室であっても、重い家具を置く場所と決めている部分は、畳があると凹んでしまいます。
ですが、予め板にしておくことで、和室であっても凹みなく重さにも耐えることができます。
そんな和室の板敷き部分を、板畳といいます。
板組み
板を厚くし、板と板を組む工法のことを板組み(イタグミ)といいます。
板組みは、形的にはスッキリとした見た目になりますが、板を多く使うため、重さは増します。
一文字瓦(いちもんじかわら)
左右の瓦をすり合わせ、軒先側の下端が一直線に並ぶように作られた瓦のことです。
横から見ても、下から見ても、まっすぐ見え、
「万十軒」<「ストレート軒」<「一文字軒」
というように、価格的には技術を要する分、高くなっています。
一文字葺き(いちもんじぶき)
平板状の屋根材を、屋根面の水平方向になるよう、一直線に葺く工法です。
トタン・スチール・ステンレス・アルミ合金・チタン・ガルバリウムなどにも対応しますが、曲線のような複雑な形状の屋根や壁にも対応できます。
一等材
見た目の良さを表したもので、日本農林規格(JAS)で定められた品質等級の一つです。
二等・一等・特一等・小節・上小節・無節などの区分があり、一等材は強度的には問題ないものの、大小様々な節や虫食いなどがある状態のものになります。
糸目字(いとめじ)
目地を目立たせたくない場合などに、糸のように細い目地にすることです。
見た目的には目地が目立たずスッキリするものの、目地面が細い分、割れて隙間ができてしまうと言った問題もあります。
イニシャルコスト
設計料や建築工事費など、家を建てる際に最初にかかる費用のことです。
芋目地(いもめじ)
水平・垂直方向の目地が一直線になるような積み方で、タイル・レンガ・コンクリートブロックなどを積む際に用いられます。
入り隅(いりすみ)
2つの壁が内向きに入りあってできる角の部分、壁と壁・壁と柱など、建物の窪んだ隅の部分のことです。
出っ張った部分を出隅(ですみ)といい、入り隅は逆の部分となります。
インサート
インサートそのものの言葉の意味は、「突っ込むこと」・「追加すること」ですが、住宅建築におけるインサートは、建築物や構造物、機器等に埋め込まれる雌ねじの総称で、コンクリート打設前に型枠に取り付ける金物のことです。
難しく感じてしまいがちな建築用語ですが、分からない際はお気軽に質問してください。
ただいまぁが行き交う家づくり I’m home!
より良い家づくりのために、全力でサポートいたします。
当社では家づくりで一番重要な「お金」について学ぶ機会を定期的に開催しています。
詳しい情報は ブログへ
資料請求・お問い合わせは こちら