毎月の家賃が勿体無いし、家を建てた方が自分の財産にもなるし、経済的で安心。
マンションだと騒音や維持費が高い上に駐車場代まで必要だから戸建の方が気楽だ。
そう考えて建てた(買った)戸建=マイホーム。
もちろんその通りです。しかし戸建だからといって安心してはいけません。
マンションであれば管理組合や管理会社と協同で修繕計画に則って定期的に徴収する維持経費、戸建の場合は全てお客様だけで計画しなければなりません。
最初の内は修理もなく良かったとしても、家族の成長とともに家は老朽化していきます。計画的に修繕に向けたお金を積み立てていかなければいざという時に大変です。
しかし、戸建の維持費って実際何にいくらくらいかかることになるのか、これから戸建てを建てたいとお考えの方に向け、戸建ての維持費について
- 平均
- 内訳
- 内訳金額
を簡単に説明してみます。
戸建ての維持費の平均は?
結論から言うと・・・
戸建て維持費の平均は、年間約40万円ほどと言われています。
ただ、これは家の大きさや状態(新築か否か)、条件等によっても違います。
では、実際どんなお金が発生しているのか、内訳をみてみましょう。
戸建て維持費の内訳は?
- 固定資産税
- 都市計画税
- 保険料
- 修繕費
固定資産税
土地や建物に対して課せられる税金(地方税)で、住宅の大きさや構造・地域(エリア)によって異なりますが、地方自治体に支払うお金です。
そのため、固定資産である住宅を所有している間ずっと払わなければいけないお金です。
新築の時に家の評価額を決める調査が入りますが、建物は経年劣化していくため、その評価額も年々下がります。
しかし、新築時の固定資産評価額の2割という最低ラインが決められているので、ゼロ円になることはありません。
都市計画税
固定資産税は、固定資産を所有している人、全てに課せられる税金です。都市計画税は、市街化区域内の土地や家屋を所有している人のみに課される税金です。
固定資産課税台帳に登録されている課税標準額に税率をかけて計算し、税率は0.2%です。
保険料
戸建てには、万が一の時に備えるため火災保険・地震保険の加入が必須です。
これは、急な災害等から家を守るための保険で、加入条件や保険会社によっても差はありますが、5年や10年といった契約プランが選べます。
修繕費
これが一番大きく差が出る部分です。経年劣化に伴いかかってくる家の修繕費です。
新築の頃には、ほとんどかからなくても、10年を経過した頃からあちこち故障が目立ち、修繕やリフォームといったお金が必要となります。
戸建て維持費の内訳金額は?
上記を踏まえ、福岡県にお住まいの場合の平均として年間に必要なお金は次の通りです。
- 固定資産税・・・約10万
- 都市計画税・・・約5万
- 保険料・・・約5万
- 修繕費・・・約20万
といったところが相場になりますが、先ほど述べた通り、家の大きさや状態(新築か否か)、条件等によっても最大10万円前後の差が出ます。
特に修繕費は、水まわりや外壁・屋根等の修繕が必要になった場合、大きいもので数百万円の金額が必要となるため、毎月計画的に積み立て貯金をしているといったお客様も多くいます。
建てて(買って)終わりではなく、永く家族の成長を支える家を大切にするために、いざその時の備えとして修繕計画の構築は非常に大切です。
修繕計画の立て方、具体的な修理費用など、質問・疑問等ありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
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