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  • 住宅用語特集

ニッチとは?使い方からおしゃれな演出方法まで

一昔前は、出窓がおしゃれなおウチの代名詞というように、出窓を素敵に演出するのが人気でした。

しかし、最近の戸建に出窓ってあまり見ませんよね?

現在の風潮はリビングや玄関・階段・トイレなどおウチの中の様々な場所でよく目にする、ニッチです。

今回は、そんなニッチについて分かりやすく説明したいと思います。

そもそもニッチとは?

一言でいうと、建築用語でニッチは、「くぼみ」です。

外壁に面していない建物の壁面にくぼみを作り、棚としたり照明やスイッチをまとめる用途に使われます。

出窓は、飛び出たような窓にして、そこを飾り棚として使ったりするものでしたが、ニッチは凹みを用いた飾り棚のようなものです。

外壁に面していない建物の壁面というのは、こんな理由があります。

外壁に面する壁には、断熱材が入ります。

ですが、外壁に面していない壁は中が空洞です。

そのため、建築途中でその空洞を利用し、凹みを作り棚にして利用するというわけです。

代表的なニッチの使い方は?

  • 飾り棚
  • 収納
  • スイッチをまとめる
  • 本棚
  • 照明

など、色々な使い方をすることができます。

飾り棚としての使い方はもちろんですが、キッチンならば、調味料棚やレシピを見るためのタブレット置き場など。

トイレならば、トイレットペーパー置き場として、ただシンプルなトイレットペーパーを置くだけでもおしゃれに見えます。

またスイッチをまとめることで、正面から見ればスイッチが沢山ある場所としてわかるものの、横からは見えないため、ごちゃつきを解消することもできます。

みんなのニッチ

では、実際にみなさんどんなニッチの使い方をし、おしゃれを演出しているのか、ご紹介します。

ニッチの形も様々。

縦長や、横長、正方形だったり。
オシャレにするため、アーチにしたり、家型にするのもいいですね。

アクセントクロスをうまく利用すると、おしゃれさも増しますし、好きなもの空間にしたり、季節ごとに飾りを変えるのもいいでしょう。

ですが、注意しなければ、失敗することも・・・。

ついつい、使いやすい位置に置いてしまう、ティッシュなどの日用品。
一気にごちゃっと感が出てしまうんですよね。

また、アクセントクロスは可愛いものの、置くものによっては、ごちゃごちゃしてスッキリしなかったり。

ニッチが多すぎるのも、また難しくなってしまいます。

そういったことには、ご注意ください。

ですが、素敵なおウチ作りのため、使い方無限大のニッチ、おすすめです。

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